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治療方法

項目

インプラントの治療には、1回法と2回法の2種類があります。
1回法は下記の表の通りで、患者さんに対しての負担が少なく費用が安くできます。しかしながら、それに伴い多少デメリットがあり、骨量が少ないケースなどで、骨移植を行う場合は、特に細菌の感染リスクがあると言えます。そのため、当院では患者さんの安全を優先して、2回法を推奨しております。また、1回法と2回法を比較した場合、インプラント体を、数ヶ月の間、粘膜の下に荷重をかけずにおいて置く事ができるため、骨とインプラントをより強固に結合させる事ができます。
また、どうしても治療期間を短くしたいというご要望がありましたら、ご相談下さい。1回法での治療もおこなっております。

1回法と2回法の比較
項目 1回法 2回法
手術回数 1回 2回
成功率
安全性
骨移植
治療期間 短い 長い
費用 安い 高い

2回法の流れ

ソケットリフト

インプラントを行うにあたり、インプラントを植立するための骨幅や骨の高さがないケースでは、インプラント治療をそのまま行うことができません。ソケットリフト法とは、上顎洞という空洞に骨を造成してインプラント治療を可能にする方法です。インプラント埋入するための穴から骨造成を行うため、サイナスリフト法に比べて外科的侵襲がはるかに少ないのが特徴です。

サイナスリフト

インプラント治療を行うにあたり、インプラントを植立するための骨幅や骨の高さがないケースで、そのままの状態でインプラント治療を行うと成功率は非常に低くなります。
サイナスリフト法とは、上顎洞の横の骨に穴を開け、骨移植を行います。
この方法は骨の高さが5mm未満のものにも適応されるのがソケットリフト法とは違う点です。
しかしながらソケットリフト法よりも手術の侵襲が大きく、骨が成熟するまでのおよそ6ヶ月間は待たなければなりません。
また条件によっては同時にインプラントを埋入する方法もあります。