木村慎吾ブログ
2013年11月22日 金曜日
キシリトール (東海市、知多市、CT、インプラント、ホワイトニング)
おはようございます。
今日はキシリトールについてお話します。
<キシリトールってなに?>
キシリトールは、糖アルコールの一つで、
白樺やトウモロコシの芯を加工してつくられます。
糖アルコールには、ソルビト−ル、マルチトール(還元麦芽糖)、
エリスリトールなど多くのものがあり、
いずれも「虫歯を起こさない甘味料」として、様々なものに使われています。
<キシリトールは虫歯菌の栄養にならない>
キシリトールは砂糖をはじめとする他の糖分と異なり、虫歯菌の栄養源になりません。
砂糖の場合、虫歯の原因菌の一種「ミュータンス菌」が糖分解し発酵させて酸をつくりだします。
その酸によって歯のエナメル質が溶かされて、虫歯はできてしまいます。
一方キシリトールの場合は、ミュータンス菌によって発酵することがないので、
虫歯のもととなる酸が発生しません。
しかもミュータンス菌は菌体内にキシリトールを取り込むことで、
エネルギーを消耗してその活性が弱まります。
さらにキシリトールを長期にわたって使用することで、
ミュータンス菌の繁殖が弱まって砂糖からも酸を生産できなくなり、
虫歯になりにくくなるのです。
とはいっても、キシリトールを摂取していれば虫歯になることがないというわけではありませんので、
注意が必要です。
キシリトールの食べすぎもよくないですよ
気をつけましょう!
げんまでした★
投稿者 木村慎吾歯科クリニック